ガソリンスタンドをはじめ、工場やビルに埋設されている地下タンクは約40万本。その約90%は漏えい拡散防止措置がとられないままに直接地中に埋設されています。その多くは昭和40年代から50年代に設置されているため、老朽化が進行し近年漏えい事故が増加傾向にあることから、次の2点を要点に消防法令が改正されました。
設置後15年を超えた地下タンクおよび埋設配管の定期点検実施時期は、1年後と定められました。
ただし、「点検実施計画書」を作成し、所轄の消防署(※1)に届出を行い、在庫点検、漏えい検査管の点検を週1回以上実施している場合は、従来どおり3年毎の点検となります。(※2)
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